お気に入りの靴は
いつのまにか脱げてしまえばいいと
ひもを解いて歩いている
お気に入りの本は
居場所を見失ってしまえばいいと
しおりを挟まず読んでいる
お気に入りの鞄は
荷をばらまいてしまえばいいと
口を開けたまま手に提げている
それなのに僕は
いつでも足下を気にして
閉じるのが怖くて本を読み続け
なんども振り返り
望むものは突然の雨
望むものは明日の青空
望まないものはいつでも手の中にあり
背中から吹く風を
どうしようもなくただ受け流して
その先に舞う砂塵から目をそらし
それなのに僕は
とりとめのない明日の日記を
今日も
今日も
今日も
いつのまにか脱げてしまえばいいと
ひもを解いて歩いている
お気に入りの本は
居場所を見失ってしまえばいいと
しおりを挟まず読んでいる
お気に入りの鞄は
荷をばらまいてしまえばいいと
口を開けたまま手に提げている
それなのに僕は
いつでも足下を気にして
閉じるのが怖くて本を読み続け
なんども振り返り
望むものは突然の雨
望むものは明日の青空
望まないものはいつでも手の中にあり
背中から吹く風を
どうしようもなくただ受け流して
その先に舞う砂塵から目をそらし
それなのに僕は
とりとめのない明日の日記を
今日も
今日も
今日も

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