夜、ちょっと用事があって新橋に降り立った。
新橋の夜というのは、ほどよく酔ったオトーサンたちがイキイキフラフラと歩いていて、駅前にぽつんと立ってみるとなんだか動物ふれあい広場でヤギやヒツジたちに囲まれているのに似た安らぎを覚える。こんなことを言ったら、ワレワレはニッポンを支えるシンバシのサラリーマンであるぞ!ヤギヒツジ扱いするとはけしからんけしからん!と怒られてしまうかもしれないけれど、あくまで個人の感想なのだから許してほしいな。
ヤギだヒツジだとバカにしているわけではなくて、新橋は、いや新橋のオトーサンというのは魅力的なのだ。その魅力というのは朝と夜のギャップにあるのではないか、と僕は思う。
そりゃあ、夜のオトーサンたちはふにゃふにゃへにゃへにゃと絶望的に頼りなく情けないけれど、朝のオトーサンたちは違う。
バリッ!とスーツに身を包みキリッ!と眉をつり上げカッ!カッ!カッ!と早足で歩き、とにかくなんでもかんでも「ッ!」「ッ!」としているのだ。このあたりが、朝から晩まで24時間年中無休でふにゃへにゃしている若造とは違うんだなあ。
ふだんテレビに映る新橋のオトーサンたちは、いつだってどうしようもなくへべれけだ。だから、世の中の奥様たちはマァなんざんしょあのだらしない姿…よもやタクの主人はそんなことないでしょうけれどアアやっぱり毎日酔っぱらって帰ってくるし公衆の面前であんな風に醜態を晒しているんざましょか、なんて心配してしまうかもしれない。
けれど安心してほしい。新橋のオトーサンには朝の顔と夜の顔がある。そして朝の顔は、例外なくとてもカッコイイのだ。
2007年5月アーカイブ
最近はケータイのメール画面を見られることに抵抗がない人が多いんだろうか、実に見やすい高さと角度でケータイを構えてメールを打っているものだから、なんとなく視界に入ってしまう。
見ちゃ失礼かな…とも思うけれど、さあ見ろほら見ろと突き出されたらどうしたってチラ見しちゃうのが人ってものなのだ。
今日も、朝のラッシュで混み合った電車の中、ミサ(仮名)はメールを打っていた。
僕はいちおう目を逸らすけれど、瞬間的に、視界の端から文字を拾ってしまう。
ったんだよ。サワコは悪くない。テツヤの行為はサワコに対する裏切りだよ。
う…裏切り?
なんだか朝から物騒だなあ。
ミサとサワコの続きを読む
僕は旅好きで、国内外を問わずけっこういろんなトコに出かけてるんですが、そんな僕にちょっと嬉しいニュース。かも。
日本人観光客が人気ナンバーワン=「行儀善く静か」−欧州ホテル業界調査
【ベルリン25日時事】日本人観光客は大歓迎−。オンライン旅行予約サービスのエクスペディアが欧州ホテル業界の約1万5000人を対象に行った調査で、日本人観光客が最も評判が良いことが明らかになった。
日本人は行儀善く静か、ですか。
うーん、どうなんだろう。ホテル業界の調査ってことは、あくまでホテル内での評価なんだろうな。
日本人って、ホテルは寝るところ、って考えてないだろうか。
夜が明けたらすぐにゴハンを食べてすぐにホテルを出てすぐに観光地に行ってすぐにオミヤゲを買ってすぐに次の観光地へ行って、と、とにかくすぐにすぐにと行動しているイメージがあるなあ。そうするとホテルに戻ったときにはもう疲れてしまってすぐに風呂に入ってすぐに寝る、と最後まですぐにすぐになのだけれど、とにかくあんまり世話の掛からない国民性なのだな、ホテル側から見ると。
それにしても、まあ最近話題になってる某隣国の人たちの行動と比べれば、それはもう品行方正清く正しいことは間違いないなあ。
旅の恥は掻きすて…は昔の話の続きを読む
うーん、かゆいかゆいかゆい。
かゆいかゆいかゆいかゆい。
僕は6年ほど前に帯状疱疹をやってしまったのだけれど、その跡が痒いのです。
ちょうど右のコメカミの当たり。このあたりの神経が死んでしまってるので、触っても感触がないのですが…。どういうわけか、ときどきものすごく痒くなる。へんな話だなあ。
今日みたいな雨の日なんかは、まずミギミギミギミギ…という信号が来るのですね。で、そのミギミギミギミギ…がやがて圧倒的な痒みの波となってざぱーんどどどどど、と押し寄せてくるのです。そうなるともうかゆいかゆいかゆいかゆい。掻いても掻いてもまだ奥の方で陰湿ヒキコモリ的に痒みが残っていて、掻くのをやめるとまたミギミギミギミギざぱーんどどどど、と痒くなるのです。
これはもう参ったなあ、なんだかとても参ったなあ。

お昼は漁協のイクラ丼。
ごはんを切らしてしまったというので30分も待たされたけど、結果的に炊きたてコシヒカリでイクラ丼、という大変ぜいたくな一杯になってしまった。
